続 ベース
昨日に続き、ベースについて。
まずは、ベースの役割。
ベースっていうくらいだから、土台的なバンドを支えるビートを保つ部分と、低音楽器の太い音でインパクトを与える部分があります。
基本的に言うと、ドラムと合わせてグルーブを出すのがメインかな。
あくまでも基本ね。中にはベースがガンガン前に出てくるような曲もあるし。
プログレだったり、インストものになると前に出てくることが多かったりもします。
リズムメインの曲だとベースとドラムだけでも相当なインパクトが出ます。
インストものだと、ギターが高音部を担ったり、空間系の音を使ったりすると比較的ベースの見せ場が出てきます。
ただ、音楽だからこうでなければというものは無し!
例えば邦楽だと、L'Arc〜en〜Cielのtetsuさんなんかは、すごくうねるベースを弾きますね。
『うねる』
これは1つのキーワードです。
ボーカルの邪魔をせずに楽曲の合間をぬって、ベースの存在感を出し、盛り上げる。
バンドでは、特にベースの立ち位置が重要になります。
ずっとルートしか弾かないのでは、飽きる。
逆にむやみやたらに遊びまくっても、楽曲を壊す。
アートは自由だから、固定概念は壊していかないと新しいものは産まれない。
だからといってめちゃくちゃでも、なにがしたいのかわからない。
基本を押さえて、そこから派生していくものだと僕は思います。
最初にオリジナルを考えるとしたら、ビート、リズムはあまり弄らずに、ブリッジ部分で色を出す。
ブリッジっていうのは、一曲の中での変化のある手前、ここから雰囲気変えるよーってとこ。
AメロとBメロの繋ぎとか、Bメロからサビとか。
その名の通り橋かけをする。
これが結構センスが磨かれると。
僕が一番最初にオリジナルを始めたのは.高校2年の時。
なんの知識もなく、ギタリストがほとんど曲の全貌を作り上げて来てたから、リズムとかはいじる術もなく、なにか自分の考えたものを出すとしたら、ブリッジ部分くらいしかなかったからです( ´ ▽ ` )
ただそれだけでも、ここが自分の見せ場だ!!と、気合いが入り、どんどん曲作りも楽しくなっていくのです。
楽しいがまず第一。
それでも人は欲があります。
もっともっと自我を出したい。思いません?少なくともアーティストを目指すのであれば、持っている気持ちだと。
僕はこれが強すぎて何回も失敗しました。
ボーカルの邪魔になるわー
フレーズが動き過ぎてリズムは乱れるわぁ
よく怒られました(´Д` )
まずは、リズムキープとバンド全体を見回し、今はどのポジションで行くべきか判断する。
歌ありの曲は、ボーカルの歌いやすいリズムで歌いやすい音使い。
この辺がとりあえずの肝になってくると思われます。
次回は奏法についていってみましょう^ ^
であ。
また。
ウルとま